身体にやさしいお菓子を作るためのコツ
今回は体内で糖化現象を起こしにくい、低AGEのお菓子を作るコツをご紹介したいと思います。私はAGEを知ってからはこれらを心掛けてお菓子を作るようになりました(^^)
AGEについてはこちらをご覧ください。
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1.高温・乾燥加熱を避ける
焼く・揚げる・直火焼きはAGEが爆上がり。なので生・ゆでる・煮る・蒸すといった調理法で作るものがおすすめです。たとえばブリスボールなどのロースイーツ、蒸しパン、寒天、ゼリー、果物の甘煮(コンポート)など。
とはいえ、たまには焼き菓子を食べたくなりますよね。そんなときは、オーブンを短時間&低温にして焼く、水分多めの生地にする、レモン汁や酢を加える(これはよく私もやります)といった工夫でAGEの増加を抑えることができます。
2.脂質をたくさん使わない
バターやラード、オリーブ油を含め、油脂類は全般的にもともとAGEがかなり多い食品です。なので油はできるだけ控えめ、あるいはなしで作るとその分AGEを抑えることができます。
3.糖(特に精製糖)をたくさん使わない
白砂糖やグラニュー糖を大量に使うとAGEが一気に増加します。なので甘味料はラカントなどで代用したり、少量だけ使うのがおすすめです。
4.酸を上手に使う
1でも書きましたが、酢・レモン汁・ヨーグルトなど酸味のある食品は、AGEの発生を抑えてくれます。お菓子ではありませんが、お肉をレモン汁でマリネしてから焼くとAGEの発生を約半分抑制したという研究結果もあります。焼いた後に酸を加えるのではなく、酸を加えてから焼くのがポイントです。
これを知る前から、私は生地を膨らませる目的でよくレモン汁や酢を加えていたのですが、こんな効果があったとは!嬉しい驚きです。
5.おからパウダーやオートミールなどを活用する
血糖値の急上昇を抑える食品は、間接的にAGEの生成を抑えてくれます。オートミールやおからパウダーといった低GI食品を取り入れることで、AGEの大幅な増加を防ぎます。
6.体質によっては
AGEとは少し話がずれますが、人によっては小麦粉のグルテンが負担になることもあります。その場合、米粉やオートミール、そば粉などのグルテンを含まない粉に置き換えるのがおすすめです。ちなみにFODMAP的には消化にやさしい米粉が1番おすすめです。
また牛乳は、乳糖不耐症の方にとっては下痢や腹痛の原因になることがあります。乳糖不耐症でなくても、お腹が弱い場合は消化に負担を感じることもあります。その場合、豆乳などの植物性ミルクに置き換えるのがおすすめです。ちなみにFODMAP的にはアーモンドミルクが1番おすすめです。
以上、身体にやさしいお菓子を作るコツについてご紹介しました。甘いものはやっぱり癒し。賢く食べて、ストレスフリーにきれいを育てていきましょう♪
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